※4話まで読みました
まずタイトルが「長いけど意味の有る長さ」これが大好きです
一人死ぬ、誰かと組織壊す。程よいネタバレ感。
次にキャッチコピー。「こいつとなら何だってできる」
→おー、もう一人の親友とがんばるのね!
最後に紹介文。
ふむふむ。スラムから抜け出すために志願兵に応募したのね。
→斜め読みしても核心だけは残る
第一話
突然死んだ。ネタバレされてたはずなのにびっくり。ふぁ!?
読者が理解するよりも早く親友が崩れ落ちた。
そこからの、「その影の下で、俺たちは生きていた。」が死と生の対比が美しすぎる!
また、「壁にすら舐められている。」が良いスパイス。
光一の性格や考え方、行動原理がこの1文だけで読み取れる。
最初が最初なだけに、最後まで不安がぬぐえず、保護者目線でソワソワと見てしまう
更に1章が4話で完結したのもいいですね!
あくまでも導入なのに起承転結がとても美しく組み立てられ勉強になりました!
凄惨な結末を予感させる「絶望の未来」から始まり、そこから一転して「愛おしいほど幸福な過去(日常)」へと時間を巻き戻して描く、非常にフックの強い王道ダークファンタジーの開幕です!
スラム街「ゼクロス」で必死に泥をすすりながら、盗んだパンを分け合って笑う3人の瑞々しい絆が丁寧に描写されているからこそ、冒頭で提示された「親友の胸が、赤く染まった」という悲劇の予兆が、不穏な影となって全編に緊迫感を与えています。主人公・光一のどこか冷めていながらも仲間を誰より大切に想うモノローグや、美形ながらも中身がじゃじゃ馬な紗良、大人びた直樹との小気味よいトリオの掛け合いが非常に魅力的です。
ラスト、不意に鳴り響く正午の鐘の音が、彼らの平穏な日常の「終わりの始まり」を告げるカウントダウンのようで鳥肌が立ちました。ここからどのようにして冒頭の絶望へと転落していくのか、運命の歯車が回り出す緊迫の第1話です!