呪いの鎧を身につけてしまった勇者が、本人の思惑とは違う方向へ次々と騒動に巻き込まれていく、テンポの良いコメディ作品。
主人公マクベスのツッコミが軽快で、重たいはずの呪いの鎧も、どこか憎めない厄介アイテムとして描かれているのが楽しかったです。鎧の効果や変身、相棒となるグリフォンなど、読んでいて「次は何が起きるんだろう」と思える展開が続きます。
特に、グリフォンのダイアナが登場してからは、作品全体の可愛らしさと賑やかさが一気に増したように感じました。
明るい読み味の中に、女騎士との出会いをきっかけに物語へ少しずつ奥行きが出てくるところも魅力です。
気軽に読めて、最後まで楽しく追える勇者コメディでした。