声が出ない令嬢と、人と関わることを避けて部屋にこもりがちな伯爵。どちらも対面でコミュニケーションを取らなければ相手に誤解を与えやすそうなのに、なんと彼らは一度も顔を合わすことがないまま同じ屋敷で暮らし始めます。
それは夫婦となったから――のはずが、お互い自己紹介をろくにしないものだから、なんだかおかしなことに。
コミュニケーションはちょっとしたメッセージのやり取りだけ。だから二人とも勘違いしたまま、けれどどちらも自己完結してしまうから誤解が解けるはずもなく。
すれ違いがすれ違いを呼び、それでもどうにか顔を合わせたと思ったら、これまでの誤解が根深すぎてまあ相手に考えが伝わらない!
少しずつ読もうと思っていたのですが、話がある程度進んできた中盤以降(※現在第一章までの公開)は「この人達どうなるの?」とついつい予定よりも多めにページを捲ってしまいました。
年の差恋愛ですがヒロインは20歳以上ですし、おじさまも「自分みたいな年の奴にそんな若いお嬢さんが……」という感じの方なので、その点でも安心して楽しめます。
すれ違いだらけだった第一章、第二章ではどうなるのか。今後の展開も楽しみな作品です。