異世界侵食と受験生の閉塞感を重ねた導入が秀逸。澪の「世界を知りたい」という願いが物語の核として強く伝わる。エンデの神秘性と孤独も魅力的で、二人の関係に惹き込まれた。設定はかなり重厚だが、駅での遭遇から逃走までの流れに勢いがあり読みやすい。壮大な世界観と青春の葛藤がうまく噛み合った開幕だった。