九つの尾を持つ子狐・九厘の、成長の物語です。不思議な力を持つ九厘が、狐や人間、そして狼たちと関わる中、出会いや別れ、ときに戦い、そして淡い恋心などを経て成長していきます。瑞々しく心地よい文体で、まさに作者さんのおっしゃる「大人のための児童文学」です。