唐突にお助けマンが登場すると、ご都合主義のおそれあり。
ド肝を抜くひねりを入れると、超展開のおそれあり。
かといって想定内に収まりすぎていると、ありきたり……
いやはや、ストーリーテリングというのは難しいものですね。
なんとか思いついた面白そうなタネを、本当に面白くする魔法はないものか?
あるのです!
それこそが伏線。
さりげなく、あるいは意図的に違和感を演出。
苦し紛れのムリ筋を、計算されつくした構成へと昇華する。
本作の作者様は、不条理からの不条理や、詭弁にも片足を踏み入れる作風。
そんな方が伏線の用法を見せてくれるのだから、読まなきゃソン。
どんな狙いで書いたのか、どう思わせたいのか。
手の内を明かす回もあって、非常に興味深いものです。
習作と銘打たれたサンプルも、読み物として面白いですよ。
ということで、ぜひ!
……もっとも。
素晴らしさを声高に叫んだところで――――
【レビューコンテスト応募】