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学校で人気の女の子・宮永さんと、ごく普通の女の子・立野さん。交わるはずのなかった二人は、好きな音楽とカラオケという共通の趣味を通じて、放課後のカラオケボックスでだけ時間を共有するようになります。
友だちでも幼なじみでもない、絶妙な距離感を保ちながら穏やかな日々を過ごしていましたが、ある日の帰り道、宮永さんが発した「恋人とかいないよね?」という一言で、二人の関係は少しずつ変化の兆しを見せ始めます。
本作の最大の魅力は、密室のカラオケボックスを舞台に描かれる、二人の間に漂う「言葉にできない微熱のような空気感」です!
相手の歌う姿勢や揺れる髪をじっと見つめ、「歌の上手さは好感度」と静かに語る立野さんの繊細な心情描写が素晴らしく、読んでいるこちらまで胸がくすぐったくなります。
等身大の女子高生たちのリアルな会話のテンポと、互いを少しずつ特別に意識し合うアンニュイな距離感がクセになる、百合好きの方に全力でおすすめしたい青春ストーリーです!