前半の息が詰まるような毒親たちの描写がリアルであるからこそ、後半の光咲、裕太、児相の榎本といった「絶対に帰らない、見逃さない味方」が次々と現れるスピード感が抜群に爽快です。社会のセーフティネットが機能する描写が徹底的に頼もしく、現代のリアルな社会派サスペンスとしても、Web小説のざまぁ、救済としても100点満点の導入部です。