第1話から第5話までを拝読しました。自分の番号を墓標と呼ぶ冒頭から、強さだけで序列が決まる世界の硬さと、そこで一人で生きてきたクリスの孤独がまっすぐ伝わってきました。港で子供に施そうとするリオンを止め、「冷たい人なんですね」と言われて自己嫌悪に沈む第2話で、強いのに人付き合いにだけは臆病な彼女が一気に近くなります。人当たりの良いリオンが、敵と見た相手には容赦のない暴力の塊になる二面性も、甘い掛け合いと並べて描かれているので緊張感が途切れず、レネーとウルカを加えた旅がどうなっていくのか続きが楽しみです。