本作は、一人と一匹の「境遇」に胸を打たれる絆の物語となります。
先天性白内障で眼球に障害を持つ「犬(主人公)」と、骨肉腫で左脚を失ってしまった「少女」が出会う設定に、お互いが背負う過酷な運命を、優しくリアリティのある筆力で表現されています。
作者様の手腕は、「転生×警察犬」という非常に丁寧でリアリティのある設定を、犬ならではの視点から描かれる世界感を構築されている点です。
きっと動物に対しても造詣と愛情をお持ちの方だと感じます。
それほどに、動物愛が伝わる丁寧なドキュメンタリー風の筆致です。
眼に障害を持つ犬へ転生した主人公と、左脚を失った陸上少女が、お互いのハンデを補い合いながら共に警察犬への道を走り続ける、優しくも熱い絆を描いた動物成長ファンタジー。
あらすじを読んで、感性を刺激された方はぜひ一度お読みいただければと思います。
おすすめいたします。
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