18歳で王国公認古物商の店主代理を務める主人公カーラ。面倒くさがり屋で「明日の私、頑張れ」が口癖の自由人。でも、店に厄介な魔法遺物を持ち込む個性的な客達にも、一切物怖じしない。学者で変わり者な祖父との曰く溢れる会話や、客が持ち込む謎の魔法遺物を巡り、物語はやがて魔法世界の混沌たる源へと繋がっていく。
読み進めるにつれ、どんどん物語の不思議な世界へ引き込まれていくようで、とにかく面白い。魔法遺物を巡る伏線をどう回収していくか、ワクワクするような展開が広がっているようで、期待を込めて注目していきたい。物語を構成する視点も個性的であり、秀逸な作品として、高く評価できる。