本作は、日常の愛おしさを引き出す丁寧な筆致で読み手がノスタルジーを感じることができる一作となります。
今はもう懐かしい心象の中の風景を言語化したかのように、大人になった今、この作品に触れることができてうれしいです。
作者様が「強い想い」を込めておられるのか、得意とされるところなのか、友情や家族の絆、自分を信じることの大切さといった、誰もが共感できるメッセージ性が高く、琴線に触れる描写が多いです。
周囲の人々と心を通わせながら小さな奇跡と優しさを繋いでいく本作。
読み終えたあとに心がじんわりと温かくなるような、心地よい余韻に包まれる作品をお好みの方はぜひ一度お読みいただければと思います。
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