こちらは独白ものですね。何でもできた主人公が、何やら投げやりになって爪を噛んでいる。どうしたのだろう?そう思いながら読み進めるのですが、気が付くと空っぽな主人公の思考に飲み込まれていきます。行間や、句読点、言葉の記されるタイミング。それらが絶妙で、経緯を体感しているような、そんな感覚になります。お勧めです。