前にラジオで、「死んでしまえと思った人を、死んじゃいやだと思う日々」という短歌?を聞きました。私はその短歌を夫婦の話だと思ったのですが、この短編を読んでこの短歌を思い出しました。塗りこめた自分の殺意、それが露出するのを見守る時間で、人は覚悟を決めるのかもしれません。