人命救助の最前線では、冷静沈着で頼れる主人公が一歩婚活の場へ出ると、持ち前の真面目さと職業意識がことごとく裏目に出る落差が面白いです。誰かを守ることばかり考えてきた男の孤独がきちんと滲んでいるのも印象的でした。最初のお見合いで相手を怖がらせてしまう場面も、彼の誠実さが裏返った結果と思うと切なく、主人公ががどんな帰る場所を見つけるのか、思わず応援したくなる作品です。【レビューコンテスト応募】