青い海、波の音、いつかの思い出…その景色の中にいるかと思えるような透き通った描写がとても読みやすく、爽やかな読後感が心地良いです。冒頭から溢れる回想の切なさが、この先とどんなふうに繋がっていくのか。「夏」が内包している鮮やかなノスタルジアの予感に、始まったばかりですが期待が波立っています。心を静かに騒がせてくれる青い海の物語が、とても楽しみです。