第六紀:転換期(60年前〜25年前)
### 概要
天母事件を境に、鑑定局の無謬性が崩壊した時代。外部チェック機関の設立、権利概念の拡大、国際協力の進展が同時に起きた。現在の制度体系の大半がこの時代に形成された。
### 時系列
**50年前**
- 【公式】天母事件。鑑定の誤りにより邪神を救済神として鑑定。数万人単位で意識障害が発生
- 【独自】天母事件の詳細:等級4・脅威度Dと鑑定された存在が、実際は等級2・脅威度Aの邪神だった。折神の権能により「救済神」として固定化され、その状態で権能を行使→「救済」の名の下に数万人の意識を刈り取った
- 【独自】事件後、鑑定局は「鑑定は正当だった」と主張。被害者への補償を拒否
- 【独自】社会的衝撃は大きく、「鑑定局無謬神話」がこの事件で崩壊する
- 【独自】鑑定局内部でも動揺が広がり、退職者が増加(後のヤメ鑑ブームの第一波)
**45年前**
- 【独自】霊災保険機構が設立される。天母事件の被害者遺族の集団訴訟と国会追及が直接的契機
- 【独自】神格災害補償法が制定され、等級認定と保険金支払いが制度的に紐づく
- 【独自】鑑定局は設立に反対したが、政治的に押し切られた
- 【独自】第一回の保険料徴収が始まる。国民の反応は「なぜ我々が払うのか」と「当然の制度だ」に二分
**40年前**
- 【公式】第三次神格認定法施行。「神格にも権利を」の思想が拡大。一定条件の疑似神格に居住権・信仰権・契約権が認可。神名瀬市がモデル都市に
- 【独自】霊災法テラス(神格災害司法支援センター)が設立される。保険金不支給案件への法的対応が目的
- 【独自】ADRSが正式に設立。複数大学の研究者連合として発足
- 【独自】第三次認定法は「天母事件の反省」と「権利拡大運動」の双方の産物。鑑定局は消極的賛成
**35年前**
- 【独自】ADRSの神格史学部会が「自然周期説」を提唱。学術論争が活発化
- 【独自】等級制度の第二回大改定:脅威度の概念が追加される(従来は等級のみで管理していた)
- 【独自】この改定により、「等級は低いが脅威度が高い」神格が初めて可視化される
**30年前**
- 【独自】DPA(神格保護連盟)が設立される。中位神格の不当封印事件が直接的契機
- 【独自】鑑定局内で「DPAの主張に共感する者」と「業務妨害と見なす者」が対立
- 【独自】御霊産業が海外市場への進出を初めて検討(GWA加盟国への輸出打診)
**25年前**
- 【公式】草間覚が局長に就任。幾つかの組織が再編される
- 【独自】組織再編の内容(推定):観測課の設立・強化、国際課の設立(GWAとの連携強化)、監査課の独立性向上の試み
- 【独自】草間局長の方針:「共存路線の堅持」と「組織近代化」の両立。ただし抜本的改革ではなく漸進的
- 【独自】この時期に「現体制」が始まるが、天母事件以前からの構造的問題は解消されていない
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます