死体の傍から、遺品を拾って生きてきた遺品回収屋の主人公
彼の仕事は
死因を調べ
遺品を拾い
遺族へ返すこと
そして生きるための少しの戦利品の略取
まるで死肉を貪るハイエナかコンドルのような汚れ仕事
彼は戦う勇者でもなければ視聴率を稼ぐ配信者でもない
なぜ遺品回収屋なのか
骨の一欠けらも戻ってこなかった父の残像
彼も遺品が返ってくることを待ち望む遺族だからなのか
遺品回収屋の矜持とは――――
回収屋は戦わない
生きて帰る
その一点だけ
けれど彼が神話級装備《死者の帳簿》を拾ってしまったその時
世界中へ神話級反応が拡散
神話級装備は彼に囁き
探索者、企業クラン、配信者たちが動き出す
気づけば彼は、神話級装備を狙われ、世界中から追われる存在になっていた
そして動き出した歯車は、もう止められない
意図せず巻き込まれた一人の青年の運命は――――
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