この小説も、間川先生の作品を一度でも読まれた事のある人なら、「間川節」は、良く理解できる筈なのです。
正に、良く、今まで生きておいでたなあと、思うぐらいの凄絶な「生き地獄絵図」。
これが、延々と繰り返され、小説とは言え、毒を吐いて、地面の上をミミズのように這って生きておいでた間川先生なのです。
ですが、この私の錯覚でしょうか?
前よりも、ほんの少しの灯りが見えるように、思うのです。
煙草のおかげか、アルコールのおかげかは分かりません。
ですが、これは、何度も言いますが、この私の錯覚なのでしょうか?
それとも、完全なる諦念の境地になられたのか?
間川先生は、若い分だけ、この私より未来がまだ有るように思うのですが、それは、この私の、妬みやひがみ根性から、そう読めるのでしょうか?
間川先生にも、聞いてみたいですよね。