第3話「陽キャのスマホはうるさい」

さて、お前ら。

今俺の前には美少女のスマホがある。

決して盗んだわけではない。まあ知ってると思うけど


いやね、勿論返す予定だよ??明日にも

でも俺には二つミッションがある。


一つは単純、渡すとき知り合いとばれないこと


理由は簡単だ、こんなデブが学年一の美少女と知り合いとか

知られるだけで男どもに殺される


二つ目は昨日俺と天音凪沙が会った、とばれないこと


これも理由は簡単だ、お菓子タイムがばれる可能性がある


「どうやって返そうかね。」

「てか。」

「通知うるせぇな!!!!」


これが学年最強クラスの陽キャのスマホなのか

通知が止まらん。

まあ心配してるんだろうな。


(携帯に電話がかかる)

「ん?なんだこの番号」

「はい。何でしょうか」

「あ!月島!!私だよ!凪沙!」

「なんで電話できるんだよ」

「お兄ちゃんの借りてる!電話番号自体は放課後交換してたやつ覚えてたから」

「なるほどな、一応スマホは預かってるから安心しろ」

「よかったー!でも勝手に見ないでよね!」


「見ないけどな。」

「お前スマホ取りに戻ってきたのになんで忘れてんだよ」

「返す言葉もありません、、、」

「明日学校で返すからちょっと早く来れるか?」

「うん!わかった!」

(電話を切る)


とりあえず安心だな、早く来てくれるなら誰にも会わないだろう。

てか声可愛すぎるだろ!せっかく知り合いになったから嫌われたくないという

理性が本能を抑えてるから辛うじて冷静に話せるけどこれやべえ。


「いや無理だな、普通に考えて抑えられん。今日は本能が優勢だ。」


(朝になる)

グッドモーニング!月島君!!

今日の朝のメニューは!食パン焼いてあとは目玉焼きとソーセージ!

「健康高校生かよ」


朝食を済ませ支度を済ませた俺は約束通り早く出ることにした

「行ってきます、誰もいないけど」


いつも通りのエレベーター、いつも通りの朝。

でもなんかいつもと違う気がすr


「え?」

「え?月島じゃん。」

俺の目の前には家を出たばっかの天音凪沙がいた。



「月島ここに住んでんだ!家の目の前じゃん!!」

「まあ、うん」

「いつも私出るの遅いからこんな家近いのに会わなかったんだね!」


グッドモーニング!だけど朝から心臓止まりそうなんだが??

お前らならどうすんだよこの状況!


「あ、これスマホ、充電も済ませといたから」

「ありがと!!」

「あっうん。」

「なにー?照れてるの?笑笑」

「俺、天音さんと違って女の子の知り合いそんないないから」

「電話の時と昨日の月島と今日の月島違うね、呼び捨てしてくると思ってたから。」

「うーん、病気?」

「うるさい」

笑顔でこちらを見てくる天音凪沙。

「うん!そっちの毒舌月島のほうが接しやすい!」

「月島が良ければ二人の時は呼び捨てでもいーよ」

「じゃ!私スマホもらったし先行くね!一緒にいるとこ見られたら恥ずいっしょ?」

「そうだな、またな天音」

「うん!ばいばい月島!また学校で話そう!」


そうして天音は走って学校へ向かっていった


はい。いや惚れるだろこれは!!!

ん?何期待してんだ?って?うるさいぞお前ら

俺は惚れやすいんだ。夢を見るだけなら罪はないだろ?

てか。


「次あるんだ。」


そんな淡い期待を抱いて俺のスマホミッションは完遂した。













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