【10話まで読んでいます】
まず、文章について。
Web小説に特化した、地の文を極端に端折ったテンポ重視スタイル。
会話劇で進む上、限界オタクの女性と、少しかしこまった毒舌Aiとの掛けあいは、スルスルと読める内容。
雰囲気はまったく男性視点が介入したいため、少女マンガな雰囲気を感じた。
どことなく『謎解きはディナーのあとで』を想起させる。(あちらはもっとしっかりめの三人称ですが)
ただしWebに特化した文体のため、やはり情緒や風情といったものは欠落しているかも。
10代の女性読者を狙い撃ちするならばいいが、もっと幅広い層を読者に想定するならば、文章は商業レベルに達していない。
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内容について、
文章の欄でも感想を述べたが、ずっと女性視点。女性の都合で話が進む。
リアルティはあるが、男性や客観的な視点を意識していない。
まず、この主人公を見て、読者がどのような感想を思うのか?あるいはあなたはどう思わせたい?
私は男性として、この女性に対して「面白い、楽しい女性」とは思ったが「女性として魅力的」とは思わなかった。主人公が読者に好かれないとはちょっときついかも。
地の文で、きちんと仕事に対してのモチベや、年齢。体系や趣味。スタイルなど、努力家であったりと言ったところを、前面に押し出して読者にまず認知してもらう必要があるかも。
短いスパンでユーモアが盛り込まれていて、笑いながら楽しめる。(←すごいことだと思います)
文章も1話ごとに短く、ストレスフリーだと思います。
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整合性
一番、お?と思ったのは、はじめて男性とあったシーンのこと。
ずっと、自分が話せているか?の部分に終始するが、おそらく本当の思考はそうではないと考えられる。
まず、相手の服装や、くせ。顔が好みか。声の性質。相手の表情。
頼んだもの。
マッチングアプリで実際に合って話すとなると、まず見るのは相手。
主人公が奥手で、いっぱいいっぱいなのは、理解できるが、それでもまず「好みかそうではないか」くらいの情報が欲しい。
結局、原画展へと歩を進めることになったということは、好みであったということでいいのだろう。しかし、読者の関心もそこにあるよ。これは絶対に飛ばしてはいけないところ。