このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(452文字)
帰省をした凪が自身の生家で家族の思い出と対面するお話です。読者にとっては知らない家族なはずなのに、気がつけば、まるで自分の家族のように凪の家族の思い出を見守っていました。母親の手紙、父親の手紙、祖母の日記、その一つ一つが、枯れ葉を重ねるように、丁寧にその人自身を描いていきます。そして、描写もすごく綺麗、人がいない家のあの静けさが本当にその場にいるように感じられましたわたしは読んでる途中胸が何度も一杯になりました。愛生きてみよう。そして家族をもっと大事にしよう!そう思える作品です。
その時なんとも思っていなかったり、イラついらりすることがあったりしてもそれが当たり前の幸せで、それが崩れた時に、ようやく人というものはありがたさ、温かさに触れられるのかなと思いました。読んでいて、思わず泣いてしまいそうになりました。 温かい小説を、ありがとうございます♪