冒頭のプロローグから一気に心を掴まれます。
決戦直前から始まるパータンで、意味深な言葉、切実な叫び、どれも物語へ読者を引き込んできます。
その後は一転して高校生たちの日常が描かれますが、この穏やかな時間があるからこそ、彼らの絆や何気ない会話が少しずつ積み重なり、物語に確かな厚みが生まれています。
王道の異世界召喚という導入を丁寧に描きながら、「あの決戦へどう繋がっていくのか」という期待感を読者に与えてくれます。
異世界ファンタジーが好きな方はもちろん、キャラクター同士の関係性や心情描写をじっくり味わいたい方にもおすすめしたい作品です。