箱入りで育った白鳥可憐が、春の祭典でヤンキー騒動に巻き込まれた瞬間から、物語は一気にギャグと勢いに満ちた展開へ転がり出す。
正義感と好奇心が強すぎる彼女が、危険と分かっていながら同級生を助けに飛び込む姿は、お嬢さまらしからぬ勇ましさと愛らしさが同居している。
救いの手を差し伸べた“お姉さま”に心酔し、可憐がヤンキー姉ちゃん学園へ転校する流れは破天荒だが、彼女の真っ直ぐさが物語を軽快に引っ張る。
恋愛・友情・生徒会の騒動が入り乱れる中で、お嬢さまヤンキー物語は、笑って読める日常ギャグとして心地よいテンポを保ち続ける。