満ちて、欠けて、また戻る。そのはずだった月守に、ひとつの綻びが生まれる。観月神社で見つけた、ほんの小さな違和感。やがてそれは、月窓館にまで静かな影を落としていく。月守の音が刻む、古い記憶。その綻びの先に待っているものとは――。静寂と不思議が交差する、月窓館シリーズ第5弾。
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