主人公は給料を前借りするレベルの貧乏社畜。この彼の日常を哀愁いっぱいにお届けする現代ドラマです。共感できる部分が多く、それを気取らない文章でスラスラと書いているのがとても好印象。綺麗か汚いかでいえば汚い部類なのに、それに引き込まれる、目が離せない。続きを読んでしまう。この気取らなさ、これはほかの小説ではなかなか味わえない成分であり、素晴らしい。疲れた時に読むと、この気さくな哀愁ドラマに癒されること間違いなしです。