ちょっと痛い目に遭うくらいならいいよね―― いちいち癪に障る知り合いに、熊を引き寄せる鈴を手渡した美樹。 軽率な行いの矛先は、気まぐれや偶然も相まって、予想外の方向に進み始め……・ 少し変わった形で因果応報が描かれた作品。 状況は好転しているはずなのに、最初に込めた嘘や悪意のせいで素直に喜べないという、もやっとした経験は思い当たる人もいるだろう。 やっぱりなるべく誤魔化さずに生きた方がいいよね、という昔ながらの教訓があった。