「ハルが来てサクラ咲く」――そのタイトルで、もう気付いていました。
第三章のタイトルを見た瞬間、
「もしかして……。」
そして読み終えて、
「やっぱり。」
ライブシーンの熱量は今回も圧巻。
ギターの音が見えるような描写に引き込まれました。
でも一番心に残ったのは、昔、不良だったアメリアが、今度は誰かを救う側になっていたこと。
本人は覚えていない。
でもハルの人生は、あの夜から動き始めていた。
そのつながりが、本当にBlue Floydらしい。
そして前作ではバスケットボール、今作ではボクシング。
違う競技なのに、真っすぐな体育会系女子という空気は変わらない。
最後にE-ROCKのステージへ立つ姿を見て、すべてがつながりました。
作者は何も説明しません。
でも、前作を読んだ人ならきっと分かる。
「やっぱり。」
今回も見事でした。