普通を見誤る

アトモスフィア

笑い声の中で

嫉妬はあまりにも醜いものだと思う。自習中の教室に明るい笑い声が響き、ほのかな光が差し込む。その中で私だけが静かにペンを動かす。教室とは反対に私の心でじわりと醜い感情が育つ。あぁどんどん心にどす黒いなにかが染みる。まずこのようなことを考えていることが間違いなのか。私はこのキラキラと輝く美しい世界の中唯一の汚点だ。この世界はこんなに平和で明るくて美しく輝いているのに私だけ置いて行かれた。この世界に私は問う。いったい私が何をしたっていうんだ。法を犯しても、世論や同調圧力に抗ったこともない。もはや世界においては従順な人間であったはずなのに。世界の彼らと私で一体何が違うというのか、当たり前の生活を当たり前のように生き、「普通」であるはずなのに。普通になりたくてなり切れなかった私にはここで生きること自体が間違いなのかもしれない。この世界に生きる人だったら人に依存なんてしない。他人軸で生きることもないはずだ。ふと思う。いつからだろう。私の周りで、笑い声が響くこともほのかな日が差すこともなくなったのは。中学生になった時?それとも小学校?いつ道を間違えた?この世界の人が通る道を私は通らなかったのか、踏み間違えたのか。もう知ることはできない。私が普通じゃないからか。人に嫌われ、人に清い心で向き合えないからだめなのかもね。

好いている子に好かれるにはどうすればいいのだろう。一緒に輪に入って完璧な受け答えのでる人間になればいいのか、はたまたあの子のような人を惹きつけ癒す人間になればいいのか。この答えを知る人に私はまだ出会っていない。実は存在していないのかもしれない。もしかするとあまりにも普通すぎるから好かれないのだろうか。完璧でもあの子のようでもないなんの秀でた才能のない人間だからこそ好かれないのか。あぁなんて醜い考えなのか。私は常に暗闇の中を歩き続ける。これだから普通を見誤った人間というものは。醜い

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普通を見誤る アトモスフィア @Harenokomiti918

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