このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(397文字)
子爵として領地を継いだら、魔王が狙っている地域で、しかも、勇者の卵もいたもんだから、さあタイヘン。つい、うっかり、成り行きで、勇者の魔王討伐の、えーと、指南役というか黒幕というか片棒を担ぐというか。関わっちゃったんだから、仕方ない。勇者は良い子ですよ。
圧倒的なチート能力もなければ、天才的な頭脳があるわけでもありません。主人公にあるのは、曖昧な原作知識と、その場その場で何とか切り抜ける無表情ぶり(ポーカーフェイス)だけ。そんな主人公が、ひょんなことから脇役の立場で七人の英雄(?)を育てていくという展開です。この組み合わせと作品の発想が予想以上に面白く、勘違いの積み重ねも絶妙です。ぜひおすすめしたい作品です。
オッサン転生者の悲哀を書かせたら、この人以外いない!と言える、太郎冠者さんの作品ですw