人の一生とは物語である
生れ落ち輝き始めてから
消え入るまでの物語である
どこで、いつ、
輝きを失うのか
それは誰かが決めているのかもしれないし
誰にも決められないのかもしれない
わからないことは
運命と呼ぶことにした
変えられないことは
運命と呼ぶことにした
でも一度
最後にもう一度
輝かせたいと願う彼の物語
輝かせたいと願う彼らの物語
童話風に描かれるファンタジー短編作品です。
その童話風な語り口と優しく綺麗な表現が幻想的な世界を映してくれます。
短編ながらも世界感に引き込まれ、作者様の技量の高さが伺えます。
「星」がひとつのテーマになっておりますが、作品全体のイメージも静かで落ち着いた、そして少し寂しい夜空のような雰囲気です。
少し不思議で、少し寂しい、それでいて少し温かい。
落ち着いた場所で浸りながら読んでみてはいかがでしょうか。