過酷な環境を生き抜き、やっとの思いで孤独な一人暮らしと愛猫との平穏を掴んだ三浦ひより。しかし、そのささやかな幸せはある夜の理不尽な襲撃によって奪い去られる。
次に目覚めた時、彼女の意識は、同じ夜に別の場所で襲われた見知らぬダンス講師・志水澄子の体の中にあった。
「私の身体はどこ?」
「愛する家族(猫)の安否は?」
混乱するひよりの前に現れたのは、共に襲われ、隣の病棟で昏睡状態にあるはずの人気ダンサー・間宮隼斗の「霊体」だった。
幽霊となった彼と協力し、自らの身体と事件の真相を追うひより。しかし、周囲の人間は誰もが怪しく、タイムリミットの足音が近づく――。
本作は心揺さぶるエモーショナルな人間ドラマと、一気読み必至の謎解きが融合した、極上のエンターテインメント小説です!
ぜひ、ご一読を!
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何者かに襲われたひよりは、病院で「志水澄子」となって目を覚ました。何が起きたのかもわからないひよりは、隼斗という青年に出会う。隼斗は澄子とともに襲われ、昏睡状態となって魂だけが外に出ていたのだ。
ひよりが襲われた事件と、隼斗と澄子が襲われた事件の関係は?
ひよりの身体、そして澄子の魂はどうなっているのか?
物語は、謎が謎を呼びながら進んでいく。
澄子のふりをしなければならないひより。魂だけで移動するには限りがある隼斗。
ハンデを抱えた二人が、協力して謎に挑んでいく。最初は不安だらけのバディだが、お互い支え合って少しずつ絆は深まっていく。
二人の先に待っている真実は、いかなるものなのか。
魂を揺さぶる衝撃、ぜひあなたも体験してほしい。
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物語は2話目で急転直下に混乱します。同時に起きた二つの事件。一見、何のかかわりもないように見えるのだが、明らかなつながりが――それは、『魂』。
これだけで、先が気になって仕方ない。いわゆる、ハイコンセプトと言われるものでしょう。
タイトルの『SOUL(魂)』は、主人公の『入れ替わり』だけでなく、生霊(?)となったバディの存在もかけてあるようです。
これから、どのように三つの『魂』(あるいはそれ以上?)がつながっていくのか、謎解きが楽しみです。
いきなりショッキングな事件が登場しますが、余計に緊張を煽るわけでもなく、ユーモアも盛り込んで物語へのめり込めるように作られたストーリーラインは、作者の筆致力がなせる技でしょう。
このレビューを書いている時点(4話目)ではまだ謎だらけ。何もわからないと主人公たちが右往左往している状況なので、これから、どのように点と線がつながっていくのか、本当に楽しみな作品です。
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