概要
クビになった45歳、迷宮で弁当屋始めます。
45歳、勤続23年の社食料理長だった俺、戸川晴久は、会社の業績悪化であっさり「リストラ候補一号」に選ばれた。退職金と妻の冷たい目を背負って、なぜか流行りの『現代ダンジョン探索者』免許を取得。授かったハズレ職は『食材整形』——肉や野菜の形を整えるだけのしょっぼいスキル。同期の若い探索者たちには「弁当屋さんw」と笑われる始末。だが俺のスキル、よく見るとダンジョン産モンスター肉の毒素を『整形』で分離し、本来流通不可能な高位食材を可食化できるらしい。気づけば配信した『スライム卵焼き弁当』が爆バズり。低層を弁当片手にうろつくおっさんの動画は再生数を伸ばし、やがて農水省と防衛省が水面下で接触してくる——どうやら俺の整形スキル、世界の食料危機を救う鍵らしい。知らんがな、俺はただ嫁さんに胸張りたいだけなんだが。
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