本作は、転校生が告げた一言から始まる、切なくて優しい転生ファンタジーです。
海外研修に選ばれたごく普通の女子高生メイ。
そんな彼女の前に現れた謎の美少年ユーリは、「その旅行には行かない方がいい」と忠告します。
しかし理由は語られません。
なぜ彼は未来を知っているのか。
なぜ初対面のはずのメイを守ろうとするのか。
物語は学園ドラマの雰囲気から始まりながら、やがて前世、魔法、王女と従者の絆へと繋がっていきます。
本作の魅力は、長い時を越えてなお相手を想い続ける二人の関係性にあります。
どこか懐かしい王道ファンタジーの空気感と、現代日本を舞台にした物語が心地よく融合していて、短編ながらしっかり感情を揺さぶってくれました。
特にユーリの一途な献身ぶりは必見です。
読み終えた頃には、きっと彼のことが好きになっていると思います。
「王道の転生ファンタジーが好き」
「主従ものが好き」
「切ない再会や絆の物語が好き」
そんな方にぜひおすすめしたい一作です!!