魔王を殺したいという理由なき衝動から始まる導入がとても印象的でした。穏やかな魔王城と胸の奥の殺意との対比が美しく、世界観へ自然と引き込まれます。ラーテ、リジー、ラティ、シェネの掛け合いも軽妙で、重いテーマの中に心地よい温度がありました。神話に与えられた感情とは何なのか、そして魔王との関係がどう変化していくのか続きが気になります。