二人の気持ちは同じではなかった。自分が思っているほど彼は自分のことを思ってはくれていなかったのか。些細な彼の行動が、一緒にいたいと願う気持ちを傷つけていく。ワンルームの部屋の中でのやり取りや描写が親密な二人の関係性を強調し、昼間の大学や他人の視線が現実を突きつけているよう。世間には知られたくない、けれど自分を優先して欲しいと思う気持ちが切ない。