剣あり魔法ありダンジョンあり。 しかし皆様ご用心。浮薄な気持ちで立ち寄るのは御法度です。ココは硬派で、地道に日々を積み重てゆく冒険者が集う場所。 ド派手な展開はなくて世界の滅亡から救う訳でもなくて魔王を倒す訳でもなく、チートとかハーレムとか俺ツエエとか女神様からの祝福とか、ホントに微塵もありません。 この作品は、村を出たストイックな青年が仲間と共に、じっくり辛抱強く成長してゆく物語です。
魔法陣や杖のロジックと解釈が、読んでいて楽しい作品です。文体も丁寧でいてテンポが落ちません。地の文で逐一説明があるわけでなく、キャラクターの会話から察せるようになっており、世界観に自然に入っていけました。個人的に好きなのは、双雷撃の詠唱と魔導学院の尖塔配置の描写。面白いです。