ダンジョンに取り残された人を帰す。
これに絞って物語を紡いでいる。特に前半の駅編は登場人物の背景をうまく救助の場面に入れ込んで読んでるこちらもまるで配信をライブで見ているような感覚になった。
ルート変更鬼や赤線駅長との対峙、過去を救えるかもよ、の誘惑との対峙。
凄まじい緊張感、白線が解放された時の安堵感。素晴らしかった。
後半の海底ダンジョン編はドラマとして少し弱い。久我とのやりとりで「カネで命を買うのか」という激重課題をじっくりやった前半と違って、後半は大槻とのやりとりで「一人の命vs資源保全」てな話になり、駅編よりもまわりくどい対立軸になってしまっている。
空編が控えているみたいだが、個人的には前半36話までの駅編が本当に素晴らしいのでここで終わって良かったんじゃないかなと思っていたりする。