『ルクセリアの大法官』第一部読了です!
本作の魅力は、中世ファンタジーでありながら、単なる勧善懲悪では終わらないことです。
法とは誰のためにあるのか。
豊かさは何の犠牲の上に成り立つのか。
弱者を救うことは、本当に全員を幸せにすることなのか。
現代社会にも通じるテーマを、重厚な世界観と丁寧な心理描写で描いています。
作者『電柱になりたい』さんの作品は、目に見える出来事だけでなく、その奥にある人間や社会の深層を描くことが本当に上手です。
第一部では、リディアが法を通して理想を形にしていく姿が印象的でした。
読み終えたあと、自分たちの暮らす世界についても考えさせられる作品です。
骨太なファンタジーや、読み応えのある物語が好きな方には、ぜひ手に取っていただきたい一作です。
第二部も楽しみにしています✨