実に素敵な作品だと思います。元々、この時代や地域を描くことが得意な作者ではありましたが、今作は題材も物語展開もよかった。今まで描写に長けていたところに、物語の技巧を足されたというわけですね。ネタバレを避けるため詳細は割愛しますが、物と人と場所を使い、現代と過去をある時は際立たせて対比させ、あるところでは目立たぬよう並べ、上手いものだと素直に思います。長編の導入部にも似て、先を予想させるような終わり方も良かったですね🙂↕️