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  • 河原の神様への応援コメント

     大人になってからなんてことない、当たり前のことも、子供の頃には何故だか恐ろしく感じていたなと、そんな自分の子供の頃のことを思い出しながら読んでいました。でも、それでいいんですよね。恐ろしいものが一つ二つ抱えて、それも糧になるんだろうなと。むしろ安全を配慮して遠ざけ、恐ろしいものを知らないまま大人になる方が、なんだか歪に思えます。
     少年にとっての彼は、少し恐ろしいと感じる大人で、理不尽に子供を呑み込む河の神様……自分ではどうにもならない自然の権化か。そういう存在からも何かを学び糧にしていく子供の感性、夏というほんの一時の描写が鮮やかで素晴らしく、護岸工事で埋められていく河原には、「恐ろしいもの」が失われていく寂しさや時代の愚かさも感じました。
     とても素晴らしい作品だと思います。

    作者からの返信

    ご感想、ありがとうございます!
    子供の頃は「恐ろしいけど惹かれるもの」が周囲にちらほらあったように思います。あらゆる物事が意味や正解を持ってしまった今と違って、幼い頃のほうが間違いなく世界は怪しいきらめきに満ちていました。

    危険と隣り合わせの好奇心と、その中で得た経験は、たとえ大人になって忘れてしまったとしても、心の奥底にしっかり根付いて離れないのだと信じています。
    幼い頃にしか感じられない不思議で恐ろしい自然との交流が、これからの子供たちにもそっと引き継がれることを願ってやみません。

    描写についてもお褒めくださり、本当にありがとうございます。とても励みになります。