沖津川一さん、私の企画に参加していただいてありがとうございます。
少し「純文学」とは違う、時代小説ものではありますが、読んだので感想を書かせていただきます。
内容はどこか懐かしい、明治辺りの丁稚奉公の物語ですね。口減らしのために当時はこういう事が当たり前に起こっておりました。五歳は可哀想だなぁ、と率直に思いましたが、末吉の純粋さ、いじらしさ、健気さが本作の白眉です。阿片なんて知る由もないので、モルヒネ的な効果がある事だけを頼りに奔走しますが、所詮は一時しのぎなので、最後はそうなってしまいますよね。この後の末吉が心配ではありますが、子どもの善意をよく書けた掌編であると思いました。
それではこれからもお互いに頑張りましょう。
作者からの返信
平山さん、感想をありがとうございます。
平山さんに言われて純文学作品を書いてみようと思ったのですが、文語体のまぁ、難しいこと……(笑)
それっぽい難しい単語を使ってみたものの、「あーこれは私の畑ではないな」と思いました。
末吉は最後の最後まで『くすり』だと信じて疑わなかったのですが、薬の正体が断頭台になっています。
でも、登場人物の誰も悪意はないんですよ。ただ、そうしないと生きていけなかったという時代です。
どろっぷと四文で涙でませんでした?不覚にも……私は書きながら、涙は出ていませんでした。
への応援コメント
こんばんは。企画主です。
明治初頭といえば江戸時代の延長のようなもので、庶民の科学的知識など皆無でしょうから、こういうこともあったでしょうね。時代感あふれるお話でしたが、最後の一文にはやられました。