雨の日の駅前にある古い自販機の前。
冷たい雨に濡れた主人公が温かいココアを買おうとするものの、小銭が足りずに立ち往生してしまうシーンから物語は始まります。
そんな困っている彼女に、「これ使う?」と
同じ学校の制服を着た見知らぬ男子生徒が小銭を差し出し、半ば強引にココアを買ってくれるという展開にドキッとさせられます。
「寒そうだったから」とぶっきらぼうに理由を語る彼の不器用な優しさと、それを「変な人」と思いつつも心温まる主人公のやり取りがとても魅力的です。
エピソードタイトルの「偶然って、たまにずるい。」という言葉がこれ以上ないほどぴったりな、雨の日の憂鬱を吹き飛ばしてくれる胸キュンショートストーリー。
サクッと甘酸っぱい青春を味わいたい方にぜひおすすめしたい作品です!