残り香への応援コメント
拝読させていただきました。
日本は家族との繋がりを常識の標準と考えますよね。
血縁を深く気にする文化は世界的にも、少ない民族なのだと聞いたことがあります。
親だから、子だから…
それは祝福のようでもあり、呪いのようでもありますね。
女は人生を思うがまま全うした。
ならば、どうかこの青年はそれが楔になることなく、人生を謳歌してほしいと願うばかりです。
作者からの返信
福山 蓮さん
コメント、そしてとても素敵なレビューまで、本当にありがとうございます!
こちらは少し個人的な哀悼の思いもあり、心を整理するように書きなぐって置いたものだったので、こうして丁寧に受け取っていただけてとても嬉しく思っています。
「親だから、子だから」という言葉が持つ祝福と呪い、その複雑さを感じ取っていただけたことが印象に残りました。
死ぬまで人はひとりの個人で、その人であって。
どう生きて、どう死を選ぶのかさえ、その人だけのものなのかもしれない――そんなことをぼんやり考えていて、どうにも気持ちの置き場がなく、書かずにはいられなかった話でもありました。
それでも残される側には、割り切れない感情や記憶が残る。
主人公の中にある複雑な思いを感じ取っていただけて、とてもありがたかったです。
どうか彼が、その残り香に縛られすぎることなく、自分の人生を歩いていけたら。
私もそう願っています。
心に残る言葉を、本当にありがとうございました。
残り香への応援コメント
コメント失礼します。
読みながら懐かしい感覚がフッとよぎりました。
時の経過がもたらす哀愁。
口紅と香水の反復表現は詩的な感じもして、より強調的に伝わってきました。
特に匂いというのは、記憶の奥底にずっと残り続けるものですよね。
昔と変わらないイラッとする感じ、「ああ、わかるなあ」と読んでいたら
>昔と変わらない笑顔…
ここでジーンとなりました。
時間によって変わるものと、変わらないもの。
ただの創作にとどまらない迫るものを文章から感じ、読みながらふと自分にかえりみる。
このようなお話は、どこまでも胸に響く力がありますよね。
とても良いものを読ませていただきました。
作者からの返信
照春さま
コメントありがとうございます。
この短編にコメントをいただけるとは思っていなかったので、とても嬉しかったです。
書きながら、梅雨の湿気の中にむせかえるような煙や香水、化粧の匂いを、自分でも感じるような感覚で書いていました。
匂いや哀愁まで受け取っていただけたんだと、ほっとしています。
変わってしまうものと、変わらないもの。
それを受け入れられるのか、受け入れられないのか。
いろんな想いが溢れるようなお話でした。
照春さまのコメント自体が、とても素敵な文章で……こちらこそ、ありがたい気持ちで読ませていただきました。
本当にありがとうございました。
残り香への応援コメント
コメント失礼します。
身内にも彼女のような人がいたので、強い共感を覚えました。
傍から見れば、「クズ」とか「身勝手」、「自己中」というレッテルを貼られるような人です。
話をすればイライラするし、一緒に居れば振り回される。
そんな厄介な人ですが、こういう人たちって「悪」ではなく、ただただ「弱い」のだと思います。
この母親は、推測させていただくと愛情を振り分けられない人だったのではないでしょうか。
自分を愛せないから、他者に依存する。他者に依存するから、周りの人に愛を振り分けることができない。
そうして孤立したら、愛してくれそうな人に近寄って行く。
愛をくれたら依存する。
その繰り返し。
自分を愛していない。本当の意味で、自分を愛せない弱い人。
でも、その人と笑い合った時の記憶の中の笑顔が、どうしても憎めない。
そんな記憶が甦りました。
心を揺さぶられて、思わず長文を書いてしまいました。
失礼いたしました<(_ _)>
作者からの返信
見雨さま
読んでいただいて素敵なお言葉もありがとうございました。
「悪ではなく、弱い」という言葉が、とても胸に残りました。
気持ちの整理みたいに、ほとんど即興で書いた短編でしたが、こんなふうに誰かの記憶に触れるものになったことが不思議で、また嬉しいです。
長文で感想を書いていただけて、本当に嬉しかったです。
物語はここで終わりますが、いつか彼に傘を差す人は現れるのかもしれません…!
残り香への応援コメント
「最後まで、恨ませろよ。」の一文が刺さりました。
嫌いだったはずなのに、最後の言葉だけが残ってしまう親子の距離感が苦しくて、タイトル通り残り香のような余韻がありますね。
作者からの返信
ひつじ・メイさま
こちらの短編をお読みいただき、ありがとうございます。
「最後まで、恨ませろ」の一文に刺さっていただけて嬉しいです。
また、嫌いでも、忘れたつもりでも、忘れたくても残ってしまう――そんな残り香のような家族の関係に余韻があると言っていただけて、とても嬉しかったです。
コメントや評価⭐️までいただいて、ありがとうございました。