最悪な家族から逃げ出した主人公・紅葉(もみじ)が相続したのは、なんと異世界と繋がる不思議な古民家だった!?
祖母の遺品整理から始まる物語は、家鳴りの美メイド妖怪・彌奈(やな)や、不愛想だけど頼れる狐火を操る、人外の男・羨光(のぞみ)、さらにはやらかし気味な異世界の神様夫婦まで巻き込み、予想もつかない賑やかな日常へと加速していきます。
本作の魅力は、何と言ってもテンポ抜群のコミカルな会話劇と、個性豊かなキャラクターたちの愛らしいギャップです。
毒親家庭からの脱出という爽快感を見せつつ、異世界でのスリリングな魔物退治、そして何より食欲をそそる「油揚げ」を巡るアットホームなドタバタ劇へと鮮やかに転換していく手腕が見事です。
過酷な戦いの後、みんなで囲むおいなりさんの温かさに心が解きほぐされます。
クスッと笑えて元気がもらえる、新感覚の現代×異世界ファンタジーとして強く推薦します!