夏の山へ蝉取りにやってきた少年と友達。
ところが友達を追って雑木林へ入ると、そこにいたのは――大人ほどもある巨大な蝉。
しかも、喋る。
そして、なんか怖い。
「蝉取りはな~命懸けなんや!」
突然始まる、蝉による弱肉強食講座。
怖いはずなのに妙に筋の通ったことを言う人面蝉のおっさんが強烈で、笑っていいのか怯えればいいのか分からなくなりました(笑)
しかし物語の根底にあるのは、「捕る側も、捕られる側になるかもしれない」というシンプルな弱肉強食。
蝉取りという夏の日常から、とんでもない方向へ突っ走っていくホラーコメディでした!