空気感がかなり良かったです。雨音、焚火、匂いまで丁寧に描かれていて、読んでいるだけで湿った空気が伝わってくる。特にライのぶっきらぼうだけど優しい距離感が魅力的でした。ノアが“王女”ではなく“ノア”として扱われる場面も印象的で、自由を知らない少女が少しずつ世界を知っていく物語としてすごく綺麗な入りだと思います。