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琥珀の底と、指輪の、かれ

琥珀の底と、指輪の、かれ

山龍遼士郎

おすすめレビュー

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★★★
★48
16人が評価しました
本文あり
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本文ありのおすすめレビュー

  • 宮本 賢治
    1331件の
    レビューを投稿
    ★★★ Excellent!!!

    プーさんやウッディはなぜ動き出したか

    プーさんはハチミツを探す。
    ウッディは他のみんなと一緒に騒ぎ出す。
    彼らは、なぜ動き出す?
    元々、魂があった?
    イヤ、違う。
    魂とは、思いだ。
    思いが魂となり、宿る。
    目や鼻、口や耳。
    手や、足が無いと、魂は宿らない?
    イヤ、何にだって、魂は宿る。
    思いがあれば。
    このお作品が、ソレを証明している。

    • 2026年5月16日 22:16
  • てっぺい
    218件の
    レビューを投稿
    ★★★ Excellent!!!

    亡き主人の面影を残す水槽や遺品たちの、静かで切ない対話の物語。

     主人が去った部屋に残された水槽、空のウイスキー瓶、そして底に沈む指輪。人間ではなく「物たち」の視点から描かれる、引き算の美学が光る短編です。

     息子が指輪をあえて「拾わない」という選択に、言葉にできない親子の距離感と、亡き人への静かな敬意が滲みます。夕暮れ時の光、琥珀色の水、そして「金曜ではない水替え」というディテールが、切なくも美しい余韻を残す名作です。

    • 2026年5月16日 18:04