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病室のお菓子と、ブルーシート

病室のお菓子と、ブルーシート

ちょこふれーく

おすすめレビュー

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★★★
★9
3人が評価しました
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本文ありのおすすめレビュー

  • 麻井祐人
    200件の
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    ★★★ Excellent!!!

    最後まで「優しいおばあさん」でいてくれた、認知症と記憶の物語。

    自分も認知症の父がいたので気持ちは分かります。

    「存在しないお菓子」を勧める場面がとても印象的でした。
    認知症によって崩れていく現実の中で、その瞬間だけ昔の優しい時間が確かに戻ってきたようで、静かな切なさがあります。

    また、花の庭がブルーシートに覆われる描写も強く心に残りました。
    人が亡くなった後の空白や、時間の冷たさが一気に伝わってきます。

    優しさだけではなく、人間の弱さや醜さにも触れているからこそ、最後の「知られたくなかったのかもしれない」という想いがとても深く響く作品でした。

    • 2026年5月15日 01:56