パイロットが乗り込むロボットを「ドレス」に見立てて、ロボット産業に殴り込みをかける大手アパレル……という世界観の段階で既に面白い。
一般企業が舞台という前提に加えて、主人公・緋龍かなめのやらかしや過去が生々しいことで「苦味(厭さ)」が強めかと思いきや、学園ものやホビーアニメのノウハウ、そして何よりロボット作品の王道を感じさせる芯がそれを「共感できるドラマ」に押し留めているバランス感覚も見事。「オートクチュール」や「ヴァリキャリバー」に見られる言葉選びのセンスや丁寧な筆致が気分をグイグイと乗せてくれる。
今までありそうでなかった、女性視点……もとい「女児向けコンテンツ的視点」で描かれるロボットアクション、ここからどう盛り上がっていくのか楽しみです。
※第8話 ランウェイの龍(8)時点でのレビューです